PHPでプログラミングしていて配列の数を数えたい時が多々あります。
そんな時に使用する「count」コマンドの使い方をご紹介します。
基礎を学んだ後、実際にPHPで「count」コマンドを使用した具体例をご紹介しますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
- PHPで配列の数を数える「count」コマンドの基礎が分かる
- PHPでの「count」コマンドを使用した具体例が見れる
windowsのプロンプトで使用できるbatやpythonやphpを使用して、業務効率化やWebサイトを作成しております。javaやシェルスクリプトなど、様々なプログラミングを行った実績ありの筆者です。
PHPで配列の数を数えるcountコマンドの基礎
PHPのcountコマンド基礎構文
PHPで配列の数を数える「count」コマンドの基礎構文は以下となります。
count($配列名);
配列の中身が何個入っているか数えて数を返してくれます。
ではきちんと数を数えてくれているか確認します。
PHPでcountコマンドを使ってみる
下のPHPコードを書いてみます。
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
echo '配列の中身の数は';
echo count($hairetsu);
echo '個になります';
?>
countコマンドを使用したPHPのコード説明
$hairetsuという配列に2つの要素を入れています。
echoコマンドで配列の中身の数を表示するコードを書きました。
PHPでcountコマンドを使った結果
実際にPHPを動かしてHTMLで表示して見た結果は以下です。
配列の中身の数は2個になります
きちっと2個と表示されましたので成功です。
PHPの配列に要素を追加して確認する
配列に要素を追加して数が変わるかテストしてみましょう。
下のコードをPHPで動かしてみます。
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
array_push($hairetsu,"要素3");
echo '配列の中身の数は';
echo count($hairetsu);
echo '個になります';
?>
先程のコードとの変更点は3行目を追加したのみです。
array_pushの詳しい使い方は以下の記事で紹介しています。
このコードをPHPで動かして先程の結果と比較してみます。
配列の中身の数は3個になります
数が2から3に変更されています。成功している事が確認出来ます。
実践:countを使用したPHP具体例
ではPHPで「count」コマンドを使用する具体例を2つ紹介します。
- ifの判定に使用する
- 繰り返しの回数に使用する
PHPでifの判定にcountを使用する
「count」をifの判定に使用します。
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
if(1 < count($hairetsu)){
echo '</br>配列は1個より多いです';
}
?>
上のPHPコードを書いてHTMLに表示して見ます。
結果は以下となりました。
配列は1個より多いです
このように「count」と「if」を使用する事もあります。
PHPで繰り返し処理にcountを使用する
繰り返しのコマンドはいくつかありますが、forを使用して繰り返します。
繰り返し回数を配列の数だけする場合もよくあります。
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
for ($i = 1;$i < count($hairetsu); $i++){
echo $i;
}
?>
$iに1を入れて、配列の数になるまで繰り返します。
結果は以下となりました。
12
まずは1を表示して次に2を表示しています。
このように「count」はifやforなどと一緒に使用する事もあります。
PHPのcountコマンドを使用して配列を数える方法のまとめ
PHPで配列の数を数えるcountコマンドの基礎構文は以下となります。
count($配列名);
「count」で配列の数を数えて、それをifやforなどと組み合わせる方法もよく使用します。
その事例コードは以下です。
ifとcountの組み合わせコード例
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
if(1 < count($hairetsu)){
echo '</br>配列は1個より多いです';
}
?>
forとcountの組み合わせコード例
<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
for ($i = 1;$i < count($hairetsu); $i++){
echo $i;
}
?>
PHPで「count」コマンドはよく使用するので、しっかり動きを抑えておきたいですね。