【PHP基礎】配列に要素を追加する方法!array_pushを使用する

script

PHPで配列を作成してその中に追加していきたい場合も多いと思います。

そこでPHPで配列に要素を追加する方法をお伝えします。最初に答えを言ってしまうとarray_pushというコマンドを使用します。

array_pushとwhileを使用して、実際使用した配列に要素を入れる具体例も紹介します。

この記事の内容
  • PHPで配列に要素を追加する方法がわかる
  • array_pushの具体的な使用例がわかる
目次

PHPでarray_pushを使用して配列に要素を追加する

code

基礎構文

PHPで配列に要素を追加する基礎構文は以下となります。

array_push($配列,'追加要素');

array_pushで対象の配列と追加したい要素を上のように記述するだけです。

配列に追加してみる

では実際に追加してみましょう!以下のコードを書いてみます。

$hairetsu = ["要素1","要素2"];
array_push($hairetsu,'その他');

hairetsuという配列に「要素1」と「要素2」という文字列を入れています。

この配列に「その他」という文字列の要素を追加してみました。

配列に追加されたか確認

配列にその他要素が追加されているか確認する為に、2つのコマンドを実行して見ます。

確認コマンド

var_dump(詳細表示)
print_r(簡易表示)

確認コマンドを追加したPHPは以下です。少しわかりやすくしています。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
array_push($hairetsu,'その他');

echo "ver_dumpは<br />";
var_dump($hairetsu);
echo "<br />print_rは<br />";
print_r($hairetsu);
?>

するとWebでの表示の結果は以下となりました。

ver_dumpは
array(3) { [0]=> string(7) "要素1" [1]=> string(7) "要素2" [2]=> string(9) "その他" }
print_rは
Array ( [0] => 要素1 [1] => 要素2 [2] => その他 )

配列の0番目に’要素1’、配列の1番目に’要素2’、配列の2番目に’その他’が入っており、「その他」要素が追加された事が確認出来ました。

PHP応用1:追加する数を決めて要素を入れる

traning

PHPで追加する数を決めて要素を入れてみようと思います

whileを使用して繰り返しを使用します。

正解のPHP構文は以下となります。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
$i = 0;
while ($i < 5){
  array_push($hairetsu,'その他');
  $i++;
}
?>

PHPで決めた数だけ配列に追加するarray_pushの内容説明

まずは変数$i に0を入れます。

whileで0から決めた数まで繰り返します。今回は5回にします。これで5回繰り返す事になります。

array_pushを使用してその他の要素を追加していきます。

変数iを一つプラスしていきます。

これで追加したい数の要素を入れた配列を作る事が出来ました。

PHPで決めた数だけ配列に追加するarray_pushの確認

それでは念のため先程の確認コマンドで中を見てみましょう!

実際に行ったPHPのコードは以下となります。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
$i = 0;
while ($i < 5){
  array_push($hairetsu,'その他');
  $i++;
}
echo "ver_dumpは<br />";
var_dump($hairetsu);
echo "<br />print_rは<br />";
print_r($hairetsu);
?>

HTMLで確認してみると以下の表示となりました。

ver_dumpは
array(7) { [0]=> string(7) "要素1" [1]=> string(7) "要素2" [2]=> string(9) "その他" [3]=> string(9) "その他" [4]=> string(9) "その他" [5]=> string(9) "その他" [6]=> string(9) "その他" }
print_rは
Array ( [0] => 要素1 [1] => 要素2 [2] => その他 [3] => その他 [4] => その他 [5] => その他 [6] => その他 )

要素1と要素2が入っており、追加で5つ「その他」の要素が入っている事が確認出来ました。

PHP応用2:配列の数を決めて入っていない値に他の要素を入れる

PHPで配列の数を決めて値が入っていない物には要素を入れる事をしたいと思います。

先程の構文を少し変化させます。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
$hairetsu_count = count($hairetsu);
$add_count = 5 - $hairetsu_count;
$i = 0;
while ($i < $add_count){
  array_push($hairetsu,'その他');
  $i++;
}
echo "ver_dumpは<br />";
var_dump($hairetsu);
echo "<br />print_rは<br />";
print_r($hairetsu);
?>

PHPで配列の数を決めて入っていない値に追加するarray_pushの内容説明

先程のコードで使用した配列「hairetsu」の数を数えます。countコマンドを使用します。

PHPのcountコマンドの詳細な説明は下の記事で詳しく説明しています。

数えた数値(今回は2)を配列の数から引き算して「add_count」という配列に入れています。

while構文の繰り返しの数字を5から「add_count」にすれば数字の3が入ります。

その他要素を3つ追加して合計5の配列が完成します。

PHPで配列の数を決めて入っていない値に追加するarray_pushの内容確認

本当に出来ているか確認してみましょう。

ver_dumpは
array(5) { [0]=> string(7) "要素1" [1]=> string(7) "要素2" [2]=> string(9) "その他" [3]=> string(9) "その他" [4]=> string(9) "その他" }
print_rは
Array ( [0] => 要素1 [1] => 要素2 [2] => その他 [3] => その他 [4] => その他 )

「その他」要素が3つ追加されて合計5つ値が入っている配列が完成しています。

まとめ:【PHP基礎】配列に要素を追加する方法!array_pushを使用する

script

配列にarray_pushコマンドを使用して、要素を追加する基礎構文は以下です。

array_push($配列,'追加要素');

配列に追加する数を決めて、その数だけ一つの要素で埋めるにはwhileで繰り返し要素を追加する事で可能になります。

その例文コードは以下となります。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
$i = 0;
while ($i < 5){
  array_push($hairetsu,'その他');
  $i++;
}
?>

配列の数を決めて、入っていない値を一つの要素で埋めるには、先程のコードを少し改良して可能になります。

その例文コードは以下となります。

<?php
$hairetsu = ["要素1","要素2"];
$hairetsu_count = count($hairetsu);
$add_count = 5 - $hairetsu_count;
$i = 0;
while ($i < $add_count){
  array_push($hairetsu,'その他');
  $i++;
}
?>

配列に追加するのは良く使用するので、覚えておいて損はないです。

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