Linuxサーバーでプロセス停止のkillコマンドについてです。
Linuxサーバーでプロセスが邪魔をして停止したいといった事はないでしょうか?
またプロセスを終了させてすぐ再開させたい時もあります。
そういった場合のコマンドをまとめていきます。
筆者はWindowsサーバーやLinuxサーバーの運用構築を11年以上おこなってきました。その経験を元に知識を公開していきます!
この記事を読めばLinuxでのプロセス停止について学べます。
LinuxのCentOSでプロセス停止コマンド「kill」について
Linuxでプロセス停止するコマンドは「kill」です。
kill シグナル番号 プロセスID
オプションとしてシグナル番号を指定できます。
シグナル番号 | 効果 | ショートカット |
---|---|---|
1 | ハングアップ | |
2 | 割り込み | Ctrl+c |
3 | 中止 | Ctrl+\ |
9 | プロセスの強制終了 | |
15 | プロセスの終了 ※デフォルトで何も指定が無ければ15が選択されます | |
18 | プロセスの再開 | |
19 | プロセスの停止 | Ctrl+z |
シグナル番号を省略すると15のプロセス終了という意味になります。
kill プロセスID
プロセスが終了出来ない場合は強制終了しましょう!
kill -9 プロセスID
プロセス停止したい場合!
kill -19 プロセスID
プロセスを再開させたい場合はシグナル18を指定します。
kill -18 プロセスID
停止するプロセスIDを調査する方法
プロセスIDを調べる方法は以下の2パターンです。
- psコマンド
- topコマンド
psコマンドはプロセスなどを表示する事が可能です。
ps
プロセスIDが表示されています。
サーバー全体で使用しているプロセスIDを表示したい場合はauxオプションを使用します。
ps aux
サーバー全体のプロセスIDが表示されています。他にもCPUやメモリの使用率も表示されています。
topコマンドはリアルタイムにプロセスIDなどを表示する事が可能です。
top
リアルタイムのプロセスIDが表示されています。topでもCPUやメモリの使用率なども表示されています。
このプロセスIDを使用してプロセスを停止や終了させます。
killコマンドとIDを使用してプロセス停止する
topのプロセスを終了させます。
kill 1388
topのプロセスを強制終了させます。
kill -9 1388
topのプロセスを停止させます。
kill -19 1388
topのプロセスを再開させます。
kill -18 1388
まとめ:LinuxのCentOSでプロセス停止について
Linuxでプロセス停止するコマンドは以下です。
kill シグナル番号 プロセスID
シグナル番号は複数あります。用途により選択する
シグナル番号 | 効果 | ショートカット |
---|---|---|
1 | ハングアップ | |
2 | 割り込み | Ctrl+c |
3 | 中止 | Ctrl+\ |
9 | プロセスの強制終了 | |
15 | プロセスの終了 ※デフォルトで何も指定が無ければ15が選択されます | |
18 | プロセスの再開 | |
19 | プロセスの停止 | Ctrl+z |
ID50のプロセスを停止する場合は以下のコマンドで行えます。
kill -19 50
プロセスIDを調査するには以下のコマンドがある。
ps もしくは ps aux
top
psはコマンド入力時の状態でtopはリアルタイムの状態を調査できる。