batでtypeコマンドの使い方を知っていますでしょうか?
ファイルの中身やbatファイルの中身などを表示する事ができます。
その他にnulと併用してファイル作成することも可能です。
そんなbatのtypeコマンドについて、現役エンジニアの筆者がまとめました。
windowsのプロンプトで使用できるbatやpythonやphpを使用して、業務効率化やWebサイトを作成しております。javaやシェルスクリプトなど、様々なプログラミングを行った実績ありの筆者です。
この記事を読む事でbatのtypeコマンドについて、完全に理解する事ができます。
batでtypeコマンドの使い方
batのtypeコマンドの使い方の基礎は、ファイルなどの中身を表示する事です。
type ファイル名
このコマンドでファイルの内容を表示します。
@echo off
type type_text.txt
type type_bat.bat
pause
このbatファイルを実行して、テキストファイルとバッチファイルの中身を表示します。
type_textの内容@echo off
type_bat続行するには何かキーを押してください . . .
テキストファイルとバッチファイルの内容が表示されています。
batファイルで改行をいれるには「echo.」などを使用します。他の改行の仕方については以下の記事を参照下さい。
@echo off
type type_text.txt
echo.
type type_bat.bat
echo.
pause
修正したbatファイルでを実行します。
type_textの内容
@echo off
type_bat
続行するには何かキーを押してください . . .
テキストファイルの内容とバッチファイルの内容が綺麗に表示されました。
typeコマンドとnulでファイルを作成するやり方
typeコマンドはファイルの中身を表示するほかに、ファイルを作成する事も可能です。基礎構文は以下です。
type nul > 新規ファイル名
nulとは何もない事を意味します。>はリダイレクトでファイルに追記したり、新規ファイルを作成する事ができます。
つまりこのbatは内容がない新規ファイルを作成するという意味です。
@echo off
type nul > new_file_text.txt
pause
上のbatを実行すると同じ階層に「new_file_text.txt」というファイルを新規作成する事が可能です。
まとめ:batでtypeコマンドの使い方
batでtypeコマンドを使用して出来る事をまとめます。
- ファイルの中身を表示できる
- 新規ファイルを作成できる
ファイルの中身を表示するbatファイルの構文
type ファイル名
新規ファイルを作成する構文
type nul > 新規ファイル名
今回はbatのtypeコマンドで出来る事をまとめました。